熱硬化性射出成形について
高品質・大量生産を実現する成形技術
生活雑貨に使われているプラスチックは、そのほとんどが「熱可塑性樹脂」と呼ばれる素材です。熱可塑性樹脂は文字通り、熱が加わると柔らかくなったり溶けたりするチョコレートのような性質を持っていますので、工業用部品などの耐熱性が要求される分野には不向きな素材と言えます。それに対して熱硬化性樹脂は、いわばクッキーのように、一度固まってしまうとふたたび加熱しても柔らかくなることはありません。
一般に熱硬化性樹脂は熱可塑性樹脂と比べて取り扱いが難しく、その加工には高度な技術力が求められます。当社は長年にわたって熱硬化性樹脂の成形に取り組んでおり、設計・試作・量産に関する多くのノウハウを蓄積しています。
特長
- 耐熱性
- 耐溶剤性
- 強剛性
- 電気特性・電気絶縁性 など
主な使用材料
- フェノール
- 不飽和ポリエステル
- ユリア樹脂
- エポキシ樹脂
- ジアレルフタレート樹脂 ほか(約15種類)
主な用途
- 精密機械
- ブレーカー
- スイッチ
- 耐熱部品 など
ミヤコテックの熱硬化性射出成形の強み
100分の1ミリ単位の高精度加工
当社の加工技術は100分の1ミリ単位の精密性を誇り、また社員の一人は京都府の定める「現代の名工」にも選出されております(※プラスチック成形業界からの選出は史上初)。熱硬化性樹脂の射出成形に長年携わってきた実績と経験を活かし、お客様のさまざまなご要望にお応えします。
インサート成形
樹脂と金属部品を一体成型することで二次加工の工数を低減します。
詳しくはこちら金型製作
熱硬化性樹脂の射出成形用の金型の設計・製作を承っております。
詳しくはこちら各種設備
熱硬化性射出成形に関連する設備を多数揃えております。
詳細は設備一覧ページをご覧ください。
事例紹介
(掲載準備中)